内製化成功の鍵!Automator AIが支える企業の業務自動化

Automation Anywhere 技術情報

1.はじめに

昨今、労働力不足や働き方改革の影響を受けてRPAの導入が加速していますが、コストに見合った成果を得られず推進を断念する企業も少なくありません。


業務を最もよく理解している担当者自身がロボットを開発できれば効率的ですが、実際にはロボット開発の難しさから、専門の開発担当者を配置し支援や開発を任せるケースがほとんどです。
しかし、自動化対象業務が増加するにつれて開発担当者の負荷は増大し、新たな業務の自動化が滞ることも問題となっています。


そこで、開発担当者の代わりにAIが業務担当者の開発をサポートしてくれるAutomator AIを用いて、負担軽減を図るとともに、業務担当者が必要なタイミングで質問できる環境を提供します。
これにより、Bot開発をより迅速かつ少ない労力で進める支援を実現します。

2.主な特徴

Automator AIには4つの機能があります。

  • AutoPilot
    • ビジネス プロセスを記述したファイル(BPMN または PDD)をBotに変換できます。
      • BPMNとは「Business Process Model and Notation」の略で、業務の流れを決まった記号を使ってわかりやすく図式化したものです。
      • PDDとは「Process Definition Document」の略で、Automation Anywhereの場合はProcess Discoveryを使ってトレースした業務手順から作成できるドキュメントです。
  • Generative Recorder
    • Webアプリに変更や動的に作成される要素があると、Botが正常動作せずエラーで止まってしまう経験をしたことはないでしょうか?
      これは、Botが探しているUI要素を見つけられないためです。
      Generative Recorderは、そのようなWebページでもAIがより確実にUI要素を見つけ出し安定稼働させることができます。これにより、Botのエラー発生率が大幅に低減します。
  • Co-Pilot for Automators
    • 業務に最も詳しい市民開発者は、ITの専門知識が少ないことが多く、自分でBotを作るのが難しい場合があります。
      「Co-Pilot for Automators」では、作りたいBotの業務手順を自然な言葉で入力すると、AIがその内容を理解し、自動でBotを作成してくれます。
  • 次のアクションを提案する
    • 市民開発者がBot開発を行う際の一番大きな課題は、適切なアクションを正しい順序で使用することです。熟練した開発者でも複雑な業務手順のBotを開発する場合は同じ課題に直面します。
      「次のアクションを提案する」では、次のステップに利用したいアクションの提案をリアルタイムに提供することで開発者の課題を解決し、Bot開発を加速させ、より安定したBotを実現します。

3.導入メリット

  • 市民開発者が自分のペースでBotを作れる安心感
    今までは、ITの専門知識が少ない市民開発者がBotを作りたいとき、専門の開発者に頼らなければなりませんでした。市民開発者が増えると、専門開発者の対応が追いつかず、開発が遅れてしまうという悩みが多くありました。
    しかし、Automator AIを使えば、専門開発者がいなくてもAIがBot作成をサポートしてくれます。そのため、市民開発者は自分の好きなタイミングで気軽にBot開発を進められるようになります。
  • 専門開発者のBot開発時間も大幅短縮
    これまでは、Botの動作を一つひとつ手作業で配置していたため、数百から数千ものステップがあるロボット開発には非常に多くの時間がかかっていました。しかし、Automator AIでは、自然な言葉で指示するだけでAIが瞬時に動作を組み立ててくれるため、専門開発者であってもBotの開発時間を大幅に短縮できます。
  • エラー発生率を大幅に軽減
    これまで、必要な画面要素を見つけられずにエラーが発生していたロボットも、
    「Generative Recorder」が正確に要素を特定することで、Botの安定した稼働を実現します。
    その結果、Botの運用や保守にかかる時間を大幅に削減できます。

4.やってみた

●プロンプト
 ユーザ登録を行う処理を作成します。
 1.ユーザ登録用のサイトをブラウザで開きます。
 2.登録するユーザ情報を記載したExcelを開きます。
   開いたExcelには登録するユーザがリストされています。
 3.Excelのテーブルに対して、各行ループを行います。
  1行に記載された情報を、レコーダを使って、ユーザ登録用サイトに登録します。
  その際、ヘッダー”勤務地”が東京になっているユーザのみ登録を行います。

●自動生成されたBot

以下の4ステップの修正でBotが完成
  ・3行目:ユーザー登録用のURLを設定する
  ・5行目:Excelのフルパスを設定する
  ・9行目:勤務地を””で囲む
  ・11行目:キャプチャ対象となるウィンドウを設定する

5.まとめ

企業の業務自動化が進まない大きな要因は、自動化対象の業務を見つけられないことにあります。これは、多くの場合、業務担当者がRPAを十分に理解していないためです。
Automator AIは、業務担当者のBot開発をしっかりと支援し、社内での内製化を力強く後押しします。
業務担当者が自動化の恩恵を実感することで、自動化への興味が高まり、企業全体の業務自動化がさらに加速します。
また、Bot開発を通じて業務担当者のITリテラシーを向上させる効果も期待できます。
企業全体の業務自動化を成功に導き、人はより創造性の高い業務へとシフトし、結果的に顧客満足度の向上と企業のさらなる成長につながるため、ぜひ一度Automator AIの導入をご検討いただけますと幸いです。

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