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STS Now

システムサポートからのお知らせです。

2023年1月10日

システムサポート、「導入支援サービス for Azure+OCI」提供開始
Oracle Database を Microsoft Azure上で利用したいユーザーに向け、
高性能、高コスト効率を実現するマルチクラウド環境の構築を支援

 株式会社システムサポート(本社:石川県金沢市、代表取締役社長:小清水 良次、以下 STS)は、Oracle Database を Microsoft Azure(以下 Azure)上で利用したいユーザー企業に向け、「導入支援サービス for Azure+OCI」の提供を開始しました。本サービスはマイクロソフトとオラクルが共同リリースしたマルチクラウドサービス「Oracle Database Service for Microsoft Azure」を利用したもので、双方の特徴を活かした高性能、高コスト効率を実現するマルチクラウド環境の構築を支援します。

 近年、DXに迅速に対応ができるといった理由によりITシステムのプラットフォームとしてクラウドが選択されることが増加しており、基幹システム向けのデータベースで利用されることが多い Oracle Database についてもクラウド移行のニーズが高まっています。そのような中、2022年7月20日に、クラウドプラットフォームとして豊富な実績を持つ Azure と Oracle Database サービスの利用において最も優れたクラウドである Oracle Cloud Infrastructure(以下 OCI)との双方の強みとする機能を連携し、活用できるマルチクラウドサービス「Oracle Database Service for Microsoft Azure」がマイクロソフトとオラクルより共同リリースされました。本サービスを導入することにより、ユーザーは、Azure上のワークロードとOCI上の Oracle Database サービスをより容易に利用することが可能です。

 STSはかねてより、Azure、OCI など複数のクラウド基盤サービスについてオンプレミスからの移行や運用の支援を多数行っており、特に Oracle Database、SQL Server をはじめとする多くのRDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)が関係するケースでの経験が豊富です。
 そのような実績を持つSTSでは、「Oracle Database Service for Microsoft Azure 」サービスについてリリース後より独自で検証を重ね、高性能で高コスト効率を発揮するマルチクラウド構成を実証できたことから、本サービスを利用した「導入支援サービス for Azure+OCI」の提供を開始しました。

 「導入支援サービス for Azure+OCI」では、オンプレミスで稼働している Oracle Database のクラウド化や、すでにクラウド上の仮想マシンで稼働している Oracle Database のPaaS化など、ユーザー企業の要望に合わせて最適な提案・環境構築を実施します。具体的には、「Oracle Database Service for Microsoft Azure」の環境構築を前提に、クラウド移行前のアセスメント・PoCから、移行計画立案・移行本番、移行後の運用保守対応までをワンストップで提供。Azure、OCI それぞれの得意とする領域に応じてリソースを適切に配置することで、高性能、高コスト効率を実現する最適なマルチクラウド環境を支援します。

■「導入支援サービス for Azure+OCI」 によるマルチクラウドの構成例

「導入支援サービス for Azure+OCI」ウェブページ
» https://www.cloud-koubou.jp/azure/azureocidonyu/

クラウド工房ウェブサイト
» https://www.cloud-koubou.jp/

お問い合わせ先
» https://www.cloud-koubou.jp/contact/

■「Oracle Database Service for Microsoft Azure」について

 「Oracle Database Service for Microsoft Azure」は、Microsoft Azure ユーザーが、使いなれた Azure Portal のような専用ポータルから、OCI上で稼働する Oracle Database のマネージド・サービスを、容易にプロビジョニングやアクセス、モニタリングなどを行うことができるマルチクラウドサービスで、2022年7月20日にマイクロソフトとオラクルより共同リリースされました。
 「Oracle Database Service for Microsoft Azure」の導入により、ユーザーは、Azure上に構築したWebサーバやアプリケーションサーバなどと、OCI上で稼働する Autonomous Database などの高性能、高可用性を備えた Oracle Database のマネージド・サービスを連携することができます。また、Azure とOCI 相互のクラウド環境間は、専用ネットワークが提供されるため、高速かつセキュアにそれぞれのサービスを利用することができます。

オラクル公式サイト: https://www.oracle.com/jp/cloud/azure/oracle-database-for-azure/

 本発表にあたり、日本マイクロソフト株式会社様、日本オラクル株式会社様よりエンドースメントを頂戴しております。

《 日本マイクロソフト株式会社様 エンドースメントコメント 》
 日本マイクロソフトは、株式会社システムサポート様の「導入支援サービス for Azure+OCI」提供開始を心より歓迎いたします。
 「Oracle Database Service for Microsoft Azure」は双方の特徴を活かした高性能、低コスト化による、データベースを中心としたミッションクリティカルシステムのクラウド化を促進するものと確信しております。
 日本オラクル株式会社様との連携により、両社が提供するクラウドサービスのインテグレーションに対し、ベストプラクティスやファーストパーティによるサポートの提供や、既存エコシステムの活用、技術的・人的・運用コストを低減できると考えています。
 株式会社システムサポート様は、RDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)における実績と、クラウドネイティブなAzure活用の豊富な経験を基に、日本の企業のデジタルトランスフォーメーションの実現に寄与される事を期待しています。

日本マイクロソフト株式会社
パートナー事業本部 サービスパートナービジネス統括本部 統括本部長 安藤 浩

《 日本オラクル株式会社様 エンドースメントコメント 》
 日本オラクル株式会社は、株式会社システムサポート様の「導入支援サービス for Azure+OCI」提供開始を心より歓迎いたします。
 オラクルはデータベースの分野で40年以上にわたり業界を牽引し、クラウドの時代においても、ミッションクリティカルな基幹システムにおいて不可欠とされる高度なセキュリティと可用性を備えるOracle Cloud Infrastructure(OCI)を提供しています。
 株式会社システムサポート様はOracle Database を中心にオラクル製品に係るミッションクリティカルな基幹システムを支えるサービスを提供されており、近年ではOCIのコンサルティングや導入・移行・利用支援サービスにも注力いただいております。今回の弊社のマルチクラウド戦略として発表されました、「Oracle Database Service for Microsoft Azure」サービスを活用することで、多くのお客様の信頼を勝ち取り、更なるビジネス領域の拡大とお客様のミッションクリティカルなシステムのクラウド化を支援いただけることを期待しております。

日本オラクル株式会社
常務執行役員 アライアンス統括 佐野 守計

●株式会社システムサポートについて

 1980年の設立以降、ITシステムの企画から開発、運用・保守をワンストップで提供。近年ではデータベースやクラウド基盤、ERPパッケージなどの分野での技術力を強みとしています。オリジナルパッケージとしては、建て役者(建築業向け工事管理システム)やSHIFTEE(クラウド型シフト管理システム)、就業役者(勤怠・作業管理システム)を開発・販売。お客様のICT環境を支援するサービスを幅広い業界で提供しています。

所在地 : 〒920-0853 石川県金沢市本町1-5-2 リファーレ9F
代表  : 代表取締役 小清水 良次
上場市場: 東京証券取引所 プライム市場(証券コード 4396)
URL  : https://www.sts-inc.co.jp

本件に関する報道関係者のお問い合わせ先

株式会社システムサポート 経営企画部
城(きずき)
TEL:076-265-5151

※ Oracle、Java及びMySQLは、Oracle Corporation、その子会社及び関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。 ※ Microsoft、Azure、SQL Server は、米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標または商標です。