金沢商工会議所と連携し「管理職向け生成AI活用セミナー」を実施

弊社は、2026年9月10日(木)、金沢商工会議所会館にて、金沢商工会議所との共催による管理職向け生成AI活用セミナー「管理職が今こそ知っておきたい生成AIの基本と活用術」を実施しました。当日は石川県内の企業から29名が参加し、生成AIを安全かつ効果的に活用するための基礎知識や、管理職に求められる運用・マネジメントのポイントを解説しました。
■ セミナー実施の背景
生成AIの活用が急速に広がる一方、地域企業では、情報漏洩への不安や社内ルールの未整備、社員教育、活用を推進する人材の不足などが課題となっています。こうした状況を踏まえ、地域企業の経営課題に寄り添う金沢商工会議所と、生成AI・DXの活用支援に取り組む弊社が連携し、石川県内企業の経営層・管理職を対象に実践的な学びの機会を提供するため、本セミナーを実施しました。
■ セミナー実施の目的
本セミナーは、生成AIの基礎知識や業務活用の可能性をご理解いただくとともに、情報管理や出力内容の確認など、安全に利用するためのポイントを学習いただくことを目的に実施しました。あわせて、管理職の皆さまが自社に適したAI利用ルールを整備し、部下へ具体的な活用方法を伝えながら、「一律に禁止する」のではなく、「適切に管理しながら活用する」職場づくりをリードできる状態になることを目指しました。
■ 実施概要
| 日程 | 2026年9月10日(木)14:00~16:00 |
|---|---|
| 場所 | 金沢商工会議所会館 1階ホール(石川県金沢市尾山町9番13号) |
| 主催・共催 | 主催:金沢商工会議所 / 共催:株式会社システムサポート |
| 対象 | 中小規模企業の経営層・役員・管理職、AI活用ルールの整備・運用を担う実務責任者など |
| 参加人数 | 29名 |
| 講師 | 株式会社システムサポート 管理本部 総務部 シニアマネージャ 兼 Microsoft Base Kanazawa支配人 長谷川 渡 株式会社システムサポート 金沢事業本部 ICT事業部 マネージャ 浅原 大樹 |
| 主な内容 | 生成AIの基礎知識と活用事例/「シャドーAI」の実態と対策/Geminiを活用した業務効率化体験/業務に役立つ生成AIツールの紹介 |
■ セミナー内容
生成AIの業務利用が広がる一方、従業員が個人契約のAIサービスを業務で利用する「シャドーAI」は、情報漏洩や管理不全につながる可能性があります。本セミナーでは、生成AIを一律に禁止するのではなく、安全な運用ルールを整備した上で現場での活用を促進するという観点から、管理職が押さえるべきポイントを解説しました。
前半では、生成AIの基礎知識や活用事例、出力内容を適切に確認・評価する際の考え方を紹介しました。後半では、Geminiを使った業務効率化の体験を通じて、生成AIへの指示の出し方や、業務で活用する際の留意点を実践的に学んでいただきました。
セミナーで目指したゴール
- 自社に適した最低限のAI利用ルールを設計・提示できること
- 部下に対し、安全かつ効果的なAIの使い方を具体的に伝えられること
- AIの出力を鵜呑みにせず、適切に評価し、修正指示を出せること
- 「禁止」ではなく「管理された活用」により、現場改善をリードできること
■ アンケート結果
参加者29名全員から回答をいただき、講演内容について「よく理解できた」「理解できた」と回答した方は合計27名(93.1%)、業務への有用性について「とても役に立つ」「役に立つ」と回答した方は合計24名(82.8%)でした。
一方で、生成AI活用における課題としては、「情報漏洩への不安(17件)」、「社内ルールがない(14件)」、「社員教育が不足(14件)」、「活用できる人材が不足(11件)」が上位に挙がりました。生成AIの利用が進む中で、ルール整備、安全教育、推進人材の育成が重要なテーマとなっていることがうかがえます。
■ 参加者の声
- AIセミナー全体が分かりやすく、参考になった。また、テキストもこれまで参加したセミナーの中で一番分かりやすかった。
- もう少し時間があれば、ハンズオンをより細かく体験できたと思う。
- 大量の不具合データから品質改善施策を導くためのNotebookの使い方を知りたい。
- 有料版ライセンス数を用意する際の判断基準を知りたい。
一方で、座学と実践演習の時間配分や、Gemini体験時の進行速度に関するご意見も寄せられました。今後は、実際に操作しながら学ぶ時間をさらに充実させるとともに、サポート体制を強化し、より実務に活かしやすい内容へと改善してまいります。
■ 今後に向けて
今回のセミナーを通じて、地域企業における生成AIへの関心の高さとともに、安全な利用環境や社内ルールを整備しながら、具体的な業務活用へつなげたいというニーズを改めて確認いたしました。
弊社は、今後も生成AIやDXに関するセミナー、ハンズオン、相談機会の提供を通じ、地域企業における安全で効果的なデジタル活用と人材育成を支援してまいります。