TOP 事例紹介 ServiceNow AI Platform 導入後も”自社で改善し続けられる”体制を確立 導入から内製化までの伴走支援を通じて、約50種もの申請・承認フローの自動化と業務改善を実現

導入事例

中京テレビ放送株式会社 様

ServiceNow AI Platform導入後も“自社で改善し続けられる”体制を確立
導入から内製化までの伴走支援を通じて、約50種もの申請・承認フローの自動化と業務改善を実現

概要
株式会社システムサポート(以下 STS)は、中京テレビ放送株式会社(以下 中京テレビ)様に対し、ビジネス変革を支えるクラウド型AIプラットフォーム「ServiceNow AI Platform」を導入し、中京テレビ様自身で導入後の運用・改善を続けられる内製化の支援まで伴走しました。本取り組みにより、ワークフローシステムの刷新に伴う各種申請・承認フローの自動化や全社ポータルサイトの統合、ナレッジ強化、IT運用の効率化など、多岐にわたる業務改善に貢献しました。
支援内容
  • 標準機能を活かし、カスタマイズを最小限に抑えた最適な設計(ServiceNowベストプラクティス)
  • ServiceNowのベストプラクティスに基づいたワークフローや申請カタログ(社内申請の標準メニュー)のテンプレート提供等の初期構築支援
  • 運用・改善フェーズの伴走支援
利用モジュール
  • IT Service Management (ITSM)
    →導入後、ポータル(Employee Center Pro)の機能拡充と将来的な展開を見据え、Customer Service Management(CSM)ライセンスへ切り替え
  • App Engine

お客様の課題

  • 従来のワークフローシステムは紙の申請書を電子化した運用にとどまり、Excelを併用した煩雑な管理が続いていた。その結果、業務が属人化しナレッジ共有も十分に進んでいなかったため、ワークフローの自動化や情報の一元管理が困難であった。

導入効果

  • 各種申請業務の自動化・一元管理を実現。申請ルートや進捗の確認が容易になり、担当者の確認工数を大幅に削減できた。
  • グループ会社も含めた共有ポータルサイトをServiceNow上に構築したことで、業務連絡やナレッジ、社内報などの情報共有が円滑になった。
  • PC棚卸や台帳管理などのIT運用業務がServiceNowで完結し、定型業務の負担が軽減された。
  • STSの伴走支援により、約50の申請カタログについて自社による改善・追加が可能な運用体制を短期間で確立させ、内製化できた。

選択理由

ServiceNow を選択した理由を教えてください。

従来のワークフローシステムは紙の申請書を電子化した運用にとどまり、そのシステム以外にExcelを併用した煩雑な管理が続いていました。その結果、属人化やサイロ化が進み、業務の自動化や情報の一元管理が困難な状況にありました。
ちょうど、その時にワークフローシステムが更新のタイミングを迎えたことをきっかけに、

  • ワークフローを起点とした業務整理・業務改革
  • ナレッジの蓄積を含む情報の一元管理
  • 自社で継続的に改善可能な内製体制の構築

を実現できるプラットフォームの導入を検討しました。
こうした条件を満たすようなワークフローシステムを調査・比較した結果、「ServiceNowを入り口にすることで社内の情報と業務を集約できる」という将来像が描けたため、導入を決定しました。

STSを導入支援パートナーに選ばれた理由を教えてください。

ServiceNow導入を決定した後に構築・支援できるパートナー企業も調査を進めました。その中で、ServiceNowの認定資格を多数保有しており、信頼性の高い支援体制が整っていた点が大きな選定理由です。加えて、自社オフィスと近い場所(名古屋近郊)にオフィスがあり、対面でのサポートが可能であったことも決め手となりました。

導入効果

ServiceNow 導入後、どのような変化がありましたか?

ServiceNow導入後の主な効果は以下の4点です。

  • 申請業務の効率化
    各種申請業務の自動化・一元管理ができるようになりました。申請ルートや進捗確認が容易になり、担当者の確認工数を大幅に削減できています。
  • 全社ポータルサイトの一本化
    グループ会社含めた共有ポータルサイトをServiceNow上に統合したことで、業務連絡やナレッジ、社内報などの情報を一か所で確認でき、グループ全体での情報共有が円滑になりました。また、会社として伝えたい情報を見やすく配置するなどの工夫により、社員からの評価も高く、満足度向上につながっています。
  • IT業務の負荷軽減
    PC棚卸や台帳管理などのIT運用業務がServiceNowで完結し、IT部門の定型業務の負担が軽減されました。
  • 約50の申請カタログ運用の内製化に成功
    STS担当エンジニアがサンプルのカタログを作成(ServiceNowのベストプラクティスに基づいたテンプレート提供)し、その他の申請カタログ(約50カタログ)については、自社での作成を進めました。STS担当エンジニアにはServiceNowのエキスパートの視点で最適な開発となっているかを確認・レビューしてもらうことで、自社による改善・追加開発ができる体制を短期間で確立できました。

プロジェクト成功のポイント

多くの企業で内製化が進みにくい中、今回のプロジェクトで中京テレビ様が短期間に多数のワークフローの内製化を成功できた要因は何だと考えますか?

(中京テレビ様)
まず、将来的な拡張性や運用のしやすさを重視し、導入後は自社で開発や改善が続けられるように「カスタマイズは最小限」「標準機能の最大活用」という設計方針を明確化し、STSと共有したことが大きかったと考えています。
初期構築(0→1フェーズ)では、STSにワークフローや申請カタログ(社内申請の標準メニュー)の標準テンプレートを作成してもらい、内製展開の土台を整備していただきました。これにより、内製化の第一歩を無理なくスムーズに進めることができ、テンプレートを“お手本”として真似しながら自社で自走することができました。
運用・改善フェーズ(1→10フェーズ)では、STSのスペシャリストによるレビューや技術相談、運用のアドバイスなどの伴走支援により、必要な時に相談できる環境が整いました。日常の疑問や課題は溜めておき、次回の対面支援時に一気に解消できたため、学習速度と改善スピードが大きく向上し、アジャイル型での開発を進められるようになりました。
また、ServiceNowの全社展開や活用促進については、経営層および現場への説明を都度行い理解を得られたこともあり、短期間で多くのワークフローの自動化を実現できたと感じています。

(システムサポート)
内製化成功の要因は、何よりも中京テレビ様の高い主体性と熱意ある取り組み姿勢にあります。
特に、申請カタログを自社で構築していく「1→10フェーズ」では、STSのテンプレートを活用しながら、「まずは作ってみて、使いながら改善する」というアジャイル型のサイクルを早期に確立されました。
また、ServiceNowをはじめとする技術情報の自主的な収集や改善点の探索にも積極的で、対面支援の場では、事前に調査・作業を進めたうえでご質問いただくことが多かったため、打ち合わせでは深く踏み込んだ技術的な議論ができ、双方にとって学びの多い時間となっています。
さらに、日々の疑問をため込まず、STSとの対話を通じて迅速に解決することで、作業の停滞を防ぎ、短いサイクルで改善を継続できたことにつながっています。
こうした 主体性・学習意欲・アジャイル思考 が組み合わさったことで、中京テレビ様は他社と比較しても圧倒的なスピードで内製化を実現されています。

今後の展望

今後、ServiceNow を用いて計画されていることはありますか?

今後は、ナレッジ蓄積の強化、自己解決を促進するAI・チャットボットの活用、入退社やアカウント管理などID管理の一元化、IT資産管理、脆弱性対応、セキュリティ強化など、さらなる業務改善に取り組む予定です。
現時点で活用しているのはServiceNowの一部の機能に過ぎないため、他社事例や新機能も参考にしながら、活用領域をさらに拡大していきたいと考えています。

プロジェクト参画者コメント

中京テレビ様におけるServiceNow導入および内製化支援プロジェクトに携われたことを大変光栄に思います。

本プロジェクトでは「カスタマイズを最小限に抑え、標準機能を活用する」という明確な方針のもと、中京テレビ様とSTSが密に連携し、二人三脚でシステム構築を進めることができました。特に印象的だったのは、ご担当者様がServiceNowの仕様や可能性を深く理解し、熱意をもって積極的に開発に取り組まれた姿勢です。STSもServiceNowの最上位資格の一つであるCertified Technical Architect(CTA)を保有するスペシャリストをはじめ、経験豊富な社員が中心となってサポートさせていただきました。

この成功事例は、多くの企業様にとってDX推進のモデルケースになると確信しています。今後も拡張性の高いプラットフォームを活かし、更なる発展を支援できることを楽しみにしております。

写真右から:
中京テレビ放送株式会社 技術DX推進局 ICT推進部長 北折様
中京テレビ放送株式会社 技術DX推進局 ICT推進グループ 主任 小林様
中京テレビ放送株式会社 技術DX推進局 ICT推進グループ 天野様

写真左から:
株式会社システムサポート 名古屋事業本部 デジタルイノベーション事業部 DIAS
    ServiceNow Certified Technical Architect(CTA)スペシャリスト
株式会社システムサポート 名古屋事業本部 デジタルイノベーション事業部 マネージャ 竹腰
株式会社システムサポート 名古屋事業本部 デジタルイノベーション事業部 可兒
    ServiceNow スペシャリスト兼プロジェクトマネージャ


STSの提供する「ServiceNow導入支援」
» https://www.sts-inc.co.jp/servicenow/
STSの提供するServiceNow オファリングサービス「Supportas Plus」
» https://www.sts-inc.co.jp/products/product_supportas-plus.html

お客様情報

中京テレビ放送株式会社 様

業種
放送
企業説明
中京テレビ放送株式会社は、中京広域圏(東海3県)を放送対象地域とするテレビジョン放送事業および文化・スポーツ事業を展開。本社は愛知県名古屋市。
「地域の信頼と共感を育み、豊かな社会の創造に貢献する」という企業理念の下、「あなたの真ん中へ。」というコーポレートスローガンを掲げ、地域に根差した情報やエンターテイメントを提供しています。
お客様
技術DX推進局
ICT推進グループ
主任
小林様
技術DX推進局
ICT推進部長
北折様
技術DX推進局
ICT推進グループ
天野様