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2026.04.14
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金沢工業大学の産学協同教育の「KITコーオプ教育プログラム」によるIT技術者育成の成果発表会を実施 Microsoft Power Platformを活用したMicrosoft Base Kanazawaの受付業務改善の取り組み成果を発表

弊社は、金沢工業大学(所在地:石川県野々市市、学長:大澤 敏、以下 KIT)の「KITコーオプ教育プログラム※1」を活用し、社会実装を見据えたIT技術者育成に取り組みました。3年目となる今回は、KITの学生3名を2025年10月から約5か月間受け入れ、課題発見からMicrosoft Power Platform※2の学習、アプリ開発、社会実装までの実践的な技術習得を目指した学習指導を行いました。3月16日には成果発表会が開催され、取り組みの成果報告や、次年度の実施に向けてKITと意見交換を行いました。

今回の実施概要は以下のとおりです。

■ KITコーオププログラム 実施概要

コーオプ教育テーマいまどきのシステム開発プロセスを完全習得
Microsoft Power Platform を用いた地域課題の解決にチャレンジ
受け入れ人数3名
受け入れ期間2025年10月~2026年2月
就業実績受け入れ期間中の約39日 / 約217時間
就業場所Microsoft Base Kanazawa(弊社のDX推進拠点)
主なカリキュラム

<発見(ヒアリング)>

  • 地域企業の課題候補となる業務の体験
  • 現地視察ヒアリングなど

<定義(要件定義、設計)>

  • 解決目標や制約条件の明確化
  • アプリのインターフェースなど

<実装(開発、テスト)>

  • Microsoft Power Platform等を活用した迅速なアプリ開発

<検証(保守、社会実装)>

  • ユーザーテスト、効果測定
  • フィードバック反映など
アプリ開発実績
  • 受付業務アプリ「コーリツApp(コーアプ)」

■ 成果発表会について

2026年3月16日(月)、KITにて成果発表会が行われ、学生が5か月間、弊社の業務に従事して得られた成果について発表しました。

【学生のコメント】

  • チームで一つの課題に向かって解決を目指した経験は、社会に出てからもさまざまな場面で求められると考えており、今後に活かせると感じている。
  • 大学での学びとは異なり、実務の中で課題を見つけ、試作や改善を重ねることで、より実践的にシステム開発を学ぶことができた。
  • Microsoft Power Platformという新しい技術を実際の業務課題に活用する経験を通して、状況に応じて柔軟に仕組みを考え、形にしていく力が身についた。
  • 試作やテスト・検証を重ねる中で、開発スキルだけでなく、関係者と認識を合わせながら進める力や、実運用を見据えて考える力も身についた。

■ 今回のKITコーオププログラムにて学生が開発したアプリについて

受付業務アプリ「コーリツApp(コーアプ)」

最も身近な地域課題の一つとして、Microsoft Base Kanazawaにおけるコワーキングスペースの受付業務に着目し、その課題解決を目的として開発したアプリケーションです。会員登録後に送付される二次元コードを活用して利用者情報を管理し、施設利用・個室利用の時間や追加ドリンクの情報をもとに、料金を自動で算出します。さらに、複数人の合算会計や会員登録メールの再送、利用データの蓄積・可視化にも対応しており、受付対応の正確性向上と業務負担の軽減を実現します。

受付業務アプリ「コーリツApp(コーアプ)」のイメージ

  1. 利用者は受付にてスマホで二次元コードを提示し、本アプリにて受付を行います。
  2. 受付時、オープンスペースまたは個室を選択し、ドリンクの注文があった場合、ドリンクを追加します。
  3. 会計時、利用時間と注文したドリンクをもとに料金を自動算出し、会計を完了します。(利用データは蓄積され、分析に活用することで、今後の運営改善につなげることができます。)

弊社は、今後も、地域や現場の課題解決を通じた社会実装の推進と、優秀な学生(技術者)の活躍機会の創出・地域への定着促進を目指し、KITコーオプ教育プログラムを活用した実践的な技術者育成の取り組みを継続的に実施してまいります。


※1. 「KITコーオプ教育プログラム」について
「KITコーオプ教育プログラム」は大学と企業の共創による社会実装型の人材育成事業です。同プログラムは、企業の第一線で活躍する技術者を「実務家教員」として招聘し、学生が企業の実際の業務に従事しながら企業がもつ最先端の技術について実践的に学び、社会と顧客に貢献する価値と行動を理解する、KIT独自の産学協同プログラムです。KITと企業は「産学共同教育(コーオプ教育)実施に関する協定」を締結した上で、カリキュラムを共同で策定し、企業より選抜された学生数名が、数か月間、企業の業務に従事します。

※2. Microsoft Power Platformとは、ローコードにて専門的なプログラミング知識がなくても業務アプリや業務プロセスの構築・改善・自動化を行える開発環境です。業務効率化やDX推進、データ活用を支援します。

コーオプ教育について

コーオプ教育(Cooperative Education、COOP教育)は米国発祥の産学協同教育です。インターンシップが、企業により策定された職場体験に学生が短期間・無給で参加するのに対し、コーオプ教育は、プログラムそのものを大学が主体となって作成し、学生が企業で実際の業務に長期間従事します。その間は給与が発生するのも大きな違いです。学生にとっては理論と実践の両面を効果的に学ぶ理想的な教育プログラムであり、企業にとっては企業内研修やOJT(On-the-Job Training)に時間やコストをかけにくくなっている状況の中での新たな専門人材育成プログラムとなっています。

金沢工業大学について

金沢工業大学(KIT)は「プロジェクトデザイン教育」を通じて見つけた問題発見解決の手法を学生が実社会で活用できるよう社会実装型の教育研究に注力しています。「コーオプ教育」はこうした取り組みの一環として2020年度より進めている産学協同型プログラムです。

所在地  : 〒921-8501 石川県野々市市扇が丘 7-1
代表   : 学長 大澤 敏
URL    : https://www.kanazawa-it.ac.jp/

KITコーオプ教育プログラム:
» https://www.kanazawa-it.ac.jp/intern/company/program.html

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