株式会社システムサポート（本社：石川県金沢市、代表取締役社長：小清水 良次、以下STS）は、株式会社ベイクルーズ（本社：東京都渋谷区、代表取締役会長：窪田 祐、以下ベイクルーズ）のファッション通販サイト「ベイクルーズストア」のデータベース（Oracle Database）について、「Amazon Elastic Compute Cloud（以下、Amazon EC2）」から「Amazon Relational Database Service（以下Amazon RDS）」へマイグレーション（移行）しました。本作業は、2021年2月より実施し、2021年5月よりAmazon RDSでの稼働がスタートしています。

　ベイクルーズは、JOURNAL STANDARD、IENA、Spick & Spanなど、人気のレディース・メンズファッションブランドを展開しており、ファッション通販サイト「ベイクルーズストア」を運営しています。
　ベイクルーズストアのデータベースは、「Amazon EC2」上に構築したOracle Databaseを利用していましたが、日々の運用の中で、データベース管理作業の負荷を課題と感じていました。
　このためベイクルーズは、セットアップ、運用、およびスケーリングを簡単に行うことのできるマネージド型サービスを検討。従前、ベイクルーズストアのオンプレミス環境をアマゾン ウェブ サービス（以下 AWS）環境へ移行支援し、その後継続して運用保守を担当し、環境詳細を理解しているSTSに提案を依頼しました。これを受けSTSは、フルマネージド型のデータベースサービス「Amazon RDS」へのOracle Database移行を提案し、事前にPoCを実施。データの移行方式の策定や、データ移行に必要な時間を細かく算出するなど、データ移行の検証フェーズを設けたことで、本番移行ではスムーズに作業を完了することができました。
　Amazon RDSを利用することにより、バックアップは自動化されるなど、インフラ基盤の運用負荷を削減することが可能となりました。また、データベースインスタンスをMulti-AZ配置にすることができるため、障害等が発生した場合でも可用性を確保した状態でデータベースを稼働させることが可能です。例えば、問題発生時にECサイトを停止する時間を最小限に抑えられるなどの効果が期待できます。
　なお、本移行に合わせて、Oracle Databaseのバージョンを11gR2から安定性が高くサポート期間が長い最新の19cへのアップグレードを実施しています。

　STSは、今後も、お客様の課題解決に向けたクラウドサービスの利用支援を行ってまいります。

●株式会社ベイクルーズについて

　株式会社ベイクルーズは、レディース・メンズのトータルファッションの企画・製造・販売・直営店の運営、飲食店の運営、インターネット通販サイトの運営、及び家具の販売、フィットネス事業の運営など、人々のライフスタイル全般に関わる幅広い事業を展開しています。

株式会社ベイクルーズ公式サイト：http://www.baycrews.co.jp/

●株式会社システムサポートについて

　1980年の設立以降、ITシステムの企画から開発、運用・保守をワンストップで提供。近年ではデータベースやクラウド基盤、ERPパッケージなどの分野での技術力を強みとしています。オリジナルパッケージとしては、建て役者（建築業向け工事管理システム）やSHIFTEE（クラウド型シフト管理システム）、就業役者（勤怠・作業管理システム）を開発・販売。お客様のICT環境を支援するサービスを幅広い業界で提供しています。

※記載された製品名および会社名は各社の商標または登録商標です。
※アマゾン ウェブ サービス、AWS、Amazon Elastic Compute Cloud、Amazon EC2、Amazon Relational Database Service、Amazon RDSは、Amazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です。 ※OracleおよびJavaは、オラクルおよびその関連会社の登録商標です。その他の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。

本件に関する報道関係者のお問い合わせ先

株式会社システムサポート　経営企画部
城（きずき）
TEL:076-265-5151