STSストーリー

STSストーリー:関西大学 様・津田塾大学 様 - 学生の力を高める先進的な取り組み。お客様のイメージをカタチにしていく。

考える力の基盤は「書く力」。
書いたものをeポートフォリオシステムで管理、書く力を強化する。

森村:はじめに、津田塾大学様でのライティングセンター設置の経緯を教えていただけますか。

髙橋 裕子 様
津田塾大学 学長

髙橋:本学では今回の大学間連携共同教育推進事業より以前のGP(*1)で2008年にライティングセンターを立ち上げました。
当時、関西大学が本学を視察されたりシンポジウムに私を招いてくださったりというご縁がありまして、ライティングセンターを強化するために一緒に大学間連携共同教育推進事業に取り組むことになりました。
本学としては、関西大学のように大規模な総合大学と、本学のように小規模な女子大学とが連携することで、お互いにないものを持ち寄れるのではという思いがありました。

後藤田:そもそもの話になりますが、なぜ津田塾大学様ではライティングセンターに力を入れることになったのでしょうか。

髙橋:これはライティングセンターを作ったときからの考えですが、リベラルアーツ教育の根本である「自分の頭で考える力」というのは、書く力が基盤なんです。自分自身のぼんやりとした考えを文字にすることで、次々に考えが出てきて整理されます。
私たちは、考える力をしっかりと身につけることが次世代の女性たちにも重要だと思っておりまして、考える力の基盤となる「書く力」をまず強化したいと考えました。これは大学教育の基本となる部分だと思っています。

後藤田:津田塾大学様は2008年からライティングセンターを開設されていて、そこにさらに関西大学様とのご縁で今回のシステムを導入することになった、という流れですね。
システム導入という面ではどういった期待をされていましたか。

髙橋:学生たちが自分たちの書いたものをしっかりと振り返ることができる、という点ですね。私たちの学生時代を振り返ると、レポートなど提出したものはほとんど散逸していますよね。そうではなくて、しっかりとeポートフォリオシステムで管理できたら、「自分がいつどんなテーマに関心を持ったのか」「なぜこのような卒論を書くことになったのか」「なぜこのような職種を希望するようになったか」など簡単に振り返ることができるようになります。そうすると、就職活動や大学院受験のときに自分自身について考えるツールにもなります。教員の立場からみると、TEC-folioで、学生の提出物の管理ができるので便利です。
また、TEC-bookの予約システムは大変良いと聞いています。直前でキャンセルする学生の数が減ったという報告もありました。

後藤田:予約をきちんと取ることで学生も準備をするということなんでしょうね。

髙橋:以前のシステムでも予約は取っていましたが、予約を取るときの入力項目の違いでキャンセルが減ったようですね。また、ライティングセンターを利用する学生の数自体も増えているようです。

後藤田:弊社としてはお役に立てていると実感できるお話でとてもうれしいです。

*1)GP:文部科学省が実施している大学教育改革のための取り組み「Good Practice」の略。教育の質向上に向けた大学教育改革の取組を選定し、財政的なサポートや幅広い情報提供を行っている。

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